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* category: アナログアンプ

TUBE-408A Project その6 番外編(3/3) 





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ヒーター電圧20V系の408Aで作る球バッファー企画.
ちょいと横道にそれて, 同電圧6.3V系のオリジナル・キット(6J1 Fever Preamp)を組み上げてみた.
番外編は今回でおしまいになるが,いくつかキットのハウツーを明らかにすることができた.

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◇ 仕様(Specifications of the modified) 

オリジナルキット(回路)からの主な変更点

・B電源系のトランジスタを使ったリップルフィルターの回路をダーリントン接続に変更
・ヒーター電源回路にMOS-FETを使ったリップルフィルターを追加
・スイッチ付きボリュームを通常ボリュームに変更
・供給AC電圧の変更 12V → 15V
・B電源系のコンデンサー/耐圧の変更 35V → 50V
・信号ラインの部品をオーディオ用に変更

◇ キット基板パターンの問題点(Problems Part 1:Hum Noise removal)

点検を終えて,ヘッドホンアンプにつなげると何やら「ブーン」というハムノイズ.
おかしい、、、、ヒーターはリップルフィルターを介しDC点火にしているし,想定外のトラブルに驚き.

Mod-fever.jpg
"Nobsound Mini 6J1 Vacuum Tube Preamp" and "Fever Preamp Kit" will probably hum noise. The cause is a circuit board pattern. As a countermeasure, it is effective to separate the DC line and the AC line on the circuit board.

結論からいうと,なんとハムノイズの原因は基板パターンだった.

上の画像の赤色で示したACラインからの誘導が信号ラインにのっていたということ.
対策として,黄色で示した「A」の箇所でAC入力と回路を切り離した.具体的には基板パターンの切断.そこから,B電源系における倍電圧整流回路のC1とヒーター電源回路それぞれに配線した.ハムノイズはこの対策で根絶.
うなるような不快なハムノイズは音質を濁す大敵.基板パターンが原因というのは致命的で,このキットの最大の問題点としてあげておきたい


◇ 熱に弱いぞマルツのボリューム(Problems Part 2:volume)

問題に遭遇すると一つですまないことがしばしばある.
今度は右チャンネルから音が聴こえない、、、、

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結論はボリューム不良.片チャンのみ,ボリューム位置にかかわらず高い抵抗値だった.温度調整ハンダゴテを使っているので過熱はないという認識だったが,恐らく熱でやられたのではないかと推測している.在庫部品と交換し,問題解消.

◇ レビュー

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外装は”スケルトン廃材仕上げ”.(笑

過去に記事に書いたスピーカーのハコの廃材(MDF)を活用.着色ニスを塗って,100均で売っていたアクリルケースを電源トランスをプロテクターがわりにしてみた.

真空管はキット付属のチャイナ管のままだが,(DAC→ヘッドホンアンプと比べ)残響音が立体的な音場づくりに貢献し,妙に女性ボーカルが艶っぽく聴こえていい感じだ.「チャイナ管=使えない」の方程式を見直そうと思ってしまった.

ちなみに,このチャイナ管は,NFJ同梱のものとゲッターリングは異なる. それは安っぽい板状ではなくDリングだ.ノン・エージングのGE管と比べても音抜けが良いというのは,もしや当たりを引いたかも、、、?.


◇ 電圧等の実際
・電源トランス 一次100V 二次14Vタップ / 実測:16.32V/AC 無負荷時
・電源トランス 一次110V 二次14Vタップ / 実測:14.83VAC 無負荷時
・ヒーター電源電圧 11.99V
・ヒーター電源リップルフィルタ MOS-FET Vgs 2.34V
・B電源電圧 ±32.4V
・B電源・電流 4.89mA
・B電源リップルフィルタ ダーリントントランジスタ Vbe 1.137V


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