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* category: アナログアンプ

TUBE-408A Project その5 番外編(1/3) 







"TUBE-408A Project" と銘打って企画をぶちあげながら,ちょいと寄り道のはなし.

Fever 6J1 Pre-amp KIT.どうにか,この素材の良さを最大限引き出そうとLT-Spiceでシミュレーションしてみた.

トランス1個でヒーター電圧6.3Vの6J1系列(6AK5,6AK5W, 5654,6BC5 ,403A, EF95,WE403...and more,)をうまくドライブできそうなソリューションを見つけた.その鍵は”電源電圧”.せっかくなので,記録として残しておきたい.

Fever 6j1 tube

上図,これがオリジナル回路.どうみてもAC12Vでは設計上の回路駆動は無理っぽい.

fever_mod.jpg

そして,これがモディファイ後.このモデルで趣味(シミュ)レーションしてみた(※B電源は正電源のみ).

回路は電源回路だけを抜き出したもの.上段がヒーター電源ラインでMOS-FETでリップルフィルター兼降圧回路.一方,
下段はB電源ラインで,ダーリントンでリップルフィルターを構成.
基板パターンの修正を最小限になるよう考慮した.

fever_mod_Power.jpg

電源供給をLT-Spaiceの部品はテキトーなので,参考レベルで評価して欲しい.電源電圧を高めることで,オリジナル回路の設計値に近い電源(B電圧±28-33V,ヒータ電圧6.3V×2=12.6V)が供給できる見通しが立った.

何を言いたいか.要するに推奨のAC12Vは電圧は低すぎで,同じキットを弄るのなら,電源の供給電圧はAC16-18Vを前提に考えるべき.

fever_mod_Power_2.jpg

なぜならば,オリジナルの回路を,AC12V供給した時のシミュレーションをしてみた.結果はこの通り.
B電源電圧は設計値の28Vを大きく下回る約22.5V,ヒーター電圧も規定12.6Vを同じように下回る結果になった.
さらに,ヒーター電圧も中途半端な半波整なので,脈動をうった電圧を供給する状態になる.これは不味い.

510-vUWehJL.jpg

ちなみに,このキットと同じ回路の製品版が,恐らくNobsound 6J1.

ネット上の購入者レビュー(英語)を覗いてみると

・"数週間使用した後、このハムノイズが発生し非常に不快だ!"
・"レシーバーアンプのプリアンプとして使用しました。 レコードが再生されていないときは、音が鈍っているようなノイズが発生するし、音楽が再生されているときも深みがありません.返品し払い戻しを求める予定です."

やはりそうでしたか.......原因は電源電圧が低いこと.また,ヒーター電源電圧が半波整流のためリップルが低減化されていないことがハムノイズにつながっているのではないかと.  追記)根本原因は基板パターンでした.続編で詳細リポート.

アンプは電源が基本.回路設計を活かすも殺すもそれ次第.

つづく











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