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* category: アナログアンプ

Yaqin SD-CD3 (その4)  




SMDSC01607.jpg

いよいよ最終回.

Yaqin SD-CD3 Tube Buffer Processor Ampの何をどうすれば更に音質が良くなるのか(可能性があるのか)?そこで実際に内部をこの目で確認し,その方向性を探ってみることにしたい.

Original.jpg

先ずはイメージトレーニング.上の画像はネットで拾ってきた機器内部,これで目的のあたりをつける.回路自体は「その2」で書いたとおり単なるカソードフォロワというシンプルな内容なので,いじれる箇所は意外に少ない.

また,ご覧のとおり内部は実装密度が低く、空間的には余裕があるので,

・左下の空スペースにラグ板を立て,ヒーターのAC点火をDC点火に変更する
・ブランド名が記載されていない詳細不明のフィルムコンデンサを交換する

といったところがチェックポイントか.

SPP1030158R.jpg

ということで,実機の底板を取り外して内部を見てみた.
おぉっと!既に前オーナーの手が入っている、、、、(苦笑.

SPP1030155.jpg

出力コンデンサーは,Cornell Dubilier Electronics社のMMPシリーズへリプレイス済になっていた. メタライズポリエステルのフィルムコンデンサーで,その容量0.47uFから変更はされていない.
ちなみにCornell Dubilier Electronics社は昔のフェンダー(ギターメーカー)によくついていたメーカーのようだ.

SPP1030156.jpg

入力コンデンサーも同社の940Cシリーズにリプレイス済になっていた. こちら同じフィルムでもポリエステルより上位になるポリプロピレンのフィルムコンデンサーになる.

少しばかり気になる点といえば,コンデンサーの交換作業は本体から基板を取り外してではなく,いずれも変更前のコンデンサの足を少し残し,それに絡めてハンダ付けになっていることくらいか.

まとめると,

・ラグ板を立て,ヒーター電源はAC点火からDC点火への変更は可能
・入出力のコンデンサーは音質への影響は大きいと思える.実装密度が低いので,得体が不明な部品から好みの音質のコンデンサーへの変更は比較的に楽にできるのではないだろうか.少なくても,前オーナーが交換したコンデンサーの音質に大きな不満はない

ということになる.
残念ながら聴いていたのはオリジナルの音質ではなかった,というオチであったが,恐らくコンデンサーはアップグレードした方が良いと思われる.

それと,気になっていた回路図のこと.
実配線を追ったところ,課題として挙げた出力信号はカソードからちゃんと引き出されていた.つまり,前回の記事でアップした回路図の一部には誤りがある.これで余計な心配は消えた.


■YAQIN CD3 6N8P Stereo Tube Audio Upgrade Tube Buffer Processor 記事一覧
Yaqin SD-CD3(その1)…スペック概要
Yaqin SD-CD3(その2)…回路を明らかにする
Yaqin SD-CD3(その3)…互換真空管のバリエーション
Yaqin SD-CD3(その4)…カスタマイズの方向性


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