08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

* category: DAC

リーズナブルにPCオーディオのハイレゾ対応 




High(高い) Resolution(解像度).
「CDを超える情報量を持つハイレゾ音源」というのが現在のオーディオ界のトレンド.この波に乗ってみようと,新しいUSB D/Dコンバーターに買い換えた.

■ハイレゾ音源とは

ASCII.jpg

画像はハイレゾ音源のイメージを図示したもので,アスキー社の情報雑誌からの引用.
一言でいえば,デジタル化のマス目が細かい=高解像度というわけ.ちなみに24bit 96KHz音源の解像度はCDの300%増しとなる.興味がある方は,ここの記事にわかりやすく解説されているので読んでみたらいかがだろう.

さて,ハイレゾ音源を楽しむには,ハイレゾ音源とハイレゾ音源の対応機器が必要だ.とりわけ,パソコンとDACをつなぐオーディオUSBインタフェースは一般的に16bit 44KHzなので,これ自体をハイレゾ対応にしなければならない.

■D/Dコンバーター

DDC.jpg

D/Dコンバーターとは”デジタルtoデジタル変換器”の意味で,一般的なオーディオUSBインタフェースである16bit 44KHzを超える規格,つまりハイレゾ対応の製品だ.
画像はフジヤエービックの通販サイトからのコピー.D/Dコンバーターと一言でいっても様々な機器が販売されているが,いずれも1万円を超える高額でマニア向けとなっている.

■中華D/Dコンバーター(DDC)

P1020701.jpg

ハイレゾ音源には興味があるものの,たかだかUSBインタフェース機器に数万円の投資はちょっと、、、、いう方には中華DDCが最適だろう.
画像は3千円台で買った中華DDCを分解し,ケースの中から取り出した基板.USBを入力インタフェースに光もしくは同軸のデジタル出力をもち後続のDACに24Bit 96KHzまでのハイレゾ信号を送出する.
ただ,ブログでも何度かとりあげているとおり,中華製は「いいかげんな商品」なので更生作業をしないといけない.ハンダゴテを持っている方以外にはお勧めしない。
案の定,この商品も水晶発振器がVcc3.3Vのところ5V仕様がついていたり,OSコンに見えるキャパシタもよく見ると精巧な偽物だった.

■更生概要

そもそもUSB-DDCの仕組み自体は大したものではない.
機能的にはPCからUSB経由で伝送されるデジタル信号のレシーバー,波形整形,そしてDACにPC側からの電源にのったノイズを遮断するアイソレーター(この製品はパルストランス)からなる.

話を更生作業に戻そう.3千円台の怪しい中華DDCをリーズナブルにオーディオ機器にするならば

・偽物キャパシタの交換
・USBノイズ対策
・水晶発振器の高精度タイプの交換とノイズ対策

でいいと思う.

P1020703.jpg

ということで作業完了後が上の画像.

P1020706.jpgP1020707.jpg

USBインタフェース部・電源ラインのパスコンにスチロールコンデンサ(1000pF)を追加,その後に続く平滑用のケミコンは正真正銘のOSコンに交換.水晶発振器の3.3V安定化&ノイズ吸収は超低ESRアルミ電解コンデンサ1200uF.

P1020704.jpg

水晶発振器は,カスタマイズとしては定番「12MHz/3.3V駆動のFOX924B」に交換.±2.5PPM・高精度を実現した温度補償型水晶発振器になる.

■動作確認

DDCはPCにつなぐとハイレゾ対応機器として認識された.さっそく秋月電子で買ったオーディオテストCDに入っている24KBit 96KHzのテスト信号を再生し動作に問題ないことを確認できた.

※注意 「更生=改造」には電子回路知識,素子知識,半田ゴテなどの実装技術が必要です.また,記事内容は”実験の域”であり,実用ならびに動作を保障するものではありません.






スポンサーサイト

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://analogdevice.blog84.fc2.com/tb.php/457-d74c7d3a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top