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* category: デジタルアンプ

激安デジアン (2/2) 



頼まれ仕事の激安デジアンのカスタマイズは前回で終わりかと思っていたが,問題が一つ残った.それは,電源オフ時に”ボツ”という盛大なノイズ.心臓に悪い(苦笑

このアンプ,ポップノイズ対策として遅延リレー回路が内蔵されているが,その恩恵に与るのは電源オンのときだけ.
オフのときは,リレー回路のコンデンサに蓄えられていた電圧が放電する前にプリアンプ回路のオペアンプがシャットダウンしてしまうので「ボツ」という酷い音を発する.
ただ,販売元によると,回路設計上,回避できない仕様と謳っており,商品説明にも明記されている.これには同情する.なんせ価格が2000円台という激安を考えると致し方ないだろう.

それでも,自分的にはスピーカーにダメージを与えたくないし,何より電源オフ時のボツは音楽に浸った至福な時の余韻を興醒めさせてしまう.

さて,どうしようか.

NFJ LP-2020A+ Custom
※画像引用先 http://blogs.yahoo.co.jp/nfj_2009/30956735.html

そこで考えたのが,上の画像のとおり(使わない)トーンコントロールのプッシュボタンを流用して,手動でリレーを開放(オフ)にするという妙案.

・プッシュスイッチを基板から外す
・スイッチが単独で機能するようスイッチ周りのパーツを外す,もしくはパターンカット
・リレー回路にある分圧抵抗33KΩ(表面実装タイプ)も同じく基板から外す
.新たに用意した33kΩ(リード線タイプ)とプッシュスイッチを基板上に実装し,リレーの手動オフ・オン回路を組んであげる.

回路の動作はいたって単純.プッシュオンの状態はオリジナル回路のまんま.プッシュオフにすると分圧抵抗にかかっていた電圧がゼロになるので,リレー回路のコンデンサに蓄えられた電圧が放電し,同回路のトランジスタがオフ,つまりリレーが開放するといった動作をする.

これによって,電源オフ時のボツ音から解消された.メイン電源をオフする前にワン・プッシュする手間が増えたがボツ音に見舞われることを考えるとぜんぜん苦にならない.

ついでに.このアンプは基板がケース内で浮いている状態なので,ボリュームやケースに触れると寄生容量発振の症状(ピー音)がでていた.
ケース内の基板レール部分の塗装をヤスリで剥ぎ取り,グランドから延ばしたメッキ線で接触,ケース全体のシールドが効くようにしてあげた.

これでカスタマイズはパーフェクト!激安アンプも快適なオーディオアンプに格上げされた感じ.

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