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* category: デジタルアンプ

1999円のUSB→S/PDIF DDCは使えるか? 



PCとUSBケーブルで繋ぎS/PDIFの同軸や光デジタル出力をしてくれるのがDDコンバーター(DDC)だ.利用シーンでいえば,保有するDACにUSB入力端子がないとき,あるいはUSB入力はついているがノイズが気になど性能面で劣る場合の代替として使われる.

Aurora hiface two-pro

具体的な人気商品の一例としては,M2TECH社「HIFACE TWO」.
ノイトリック社のUSB入力インターフェースをもち,サンプリング周波数は44.1~192kHzと広範囲に対応.販売価格は3万円弱になる.
安いか高いか、、、自分的にはUSB-DDCに三万円の投資はありえない(笑).


fm-6011.jpg
そして,ネットで見つけ購入したのがこれ.中国Fanmusic社製の1999円(amazonでは3000円ちょいで販売されているらしい).デザインは前述M2TECH社「HIFACE TWO」の”なんちゃって品”であるところが笑えるが,ちゃんとアルミケースがマル.

更に,スペック的には価格相応にローエンド(DACチップは数世代前のPCM2902のため16BIT/~48KHz,USB1.1仕様と低速)だが,基板画像を見たところ低価格中国DDCとしては珍しいロジックICを使った信号整形,USBノイズをDACと絶縁するアイソレーション・トランスが搭載されている点が素晴らしい.ロースペックだがオーディオ利用を意識し要所を押さえた設計が気に入った.
ちなみに利用者の書き込みをみても評判は上々のようだ.

Nomal_75terminaled_2.jpg
手元に商品が届いたので,早速S/PDIF出力の波形を測ってみた.測定条件は75Ω終端.
見えにくい画像で恐縮だが(クリックで拡大),ちまたの評判を裏付ける意外にまともな波形だ.

自作DDCによく見られるアイソレーション・トランスを作るのにコアに銅線を巻いて、、、といった作例と比べても優秀な部類に入ると思う.

このままでも実用に耐えられるだろうが,あえて気になる点といえば,S/PDIFのp-p電圧が若干高めなところと波形の僅かなリンギング.この改善に少し手を加えてみることにした.

P1020183.jpg
画像は仕上がり.※74HC04は裏面に実装されている

・USB端子VBus - DACチップVBusラインにOSコン220uFを追加
・DACチップDOUTのカップリングC(WIMAの偽物?)交換
・アイソレーショントランスOUT-RCA端子間にダンプ抵抗75を追加

参考まで,あいかわらず実装レベルは中国クオリティ.RCA出力端子-基板間のハンダ付けはかなり粗雑だ.故障の多くはここが原因かも.

after_75terminaled.jpg

再度S/PDIF出力を測定.
手直しにより,気になった波形のリンギングは消え失せ,出力電圧も2Vppに低下.スペック的にUSB-DDC専用機水準に仕上がったと思う.1999円ながら,この商品はかなりお買い得とみた.


tonk.jpg
USB-DACの楽しみ方といえばYOUTUBE.動画+オーディオの組合せは楽しいですよね.
アメリカのジャズピアニスト・サイラス・チェスナットの素晴らしい演奏をどうぞ.


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