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* category: DAC

DAC-01A Vacuum Tube Digital-to-Analog Converter/headphone amp 

お題は,激安中華製DACの音質をまともなオーディオレベルに引き上げるポイントを絞った改造.実行に移す方はくれぐれも自己責任で.また,改造に関する質問はご遠慮いただきたい.

DAC-01A 01
モノは中国Xiang Sheng社のDAC-01A.USBインターフェース,24BitD/Aコンバーター+真空管バッファ,ヘッドホンアンプと機能満載ながら1万円中盤~後半の破格値で購入できる.
ちなみに米国のガレージメーカーMaverick AudioのTube MagicはXiang Sheng社のOEM.

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内部はこんな感じ.ワイヤリングやパーツ実装は中国製としては中の上.廉価ながらRコア電源トランスはプラスポイント.目を引くDACバッファの真空管は85年製の中国球(北京6N3).電源回路は,真空管ヒーター,DAC,ヘッドホンアンプの三系統で,それぞれ平滑回路+3端子レギュレーターを使った簡易な定電圧回路仕様だ.

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驚いたのが上の画像.違法コピー天国の自衛策が半導体デバイスのマスキング(メーカー・型番を手間をかけ削りとる).データシートと照合するとバレバレと思うのは自分だけだろうか.

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音質向上の近道は真空管のリプレイス.ハンダ不要でDACの音質はガラッとよくなる.
お財布に余裕がある方は迷わずWestern Electric 396A.コストパーフォーマンスを求める方は,ロシア管の6Н3П-E(6N3P-E)の二者択一が結論.中途半端な選択は時間と金の無駄かと思う.

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音質向上の改造は,実装パーツ交換まで手を拡げた.電源回路のケミコンは国産品と交換,またオペアンプは直付けなのでソケット式にしグレードアップ,加えてヘッドホンアンプの終段エミッタフォロワの抵抗類をオール交換.

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改造後はこんな感じ.ケミコンはELNAの3300uF/25V,オペアンプはソケット式にしたうえでBBのOPA2604,終段エミッタフォロワの抵抗類はニッコーム.ヘッドホンアウトに繋がる出力コンデンサは,いまや海神無線でしか買えないニチコンMUSE.

DSC00858.jpg
画像は交換されたパーツ類.更に突っ込んで整流ダイオードもショットキーかファーストリカバリーに交換予定だったが,周辺はワイヤリング固定のホットボンドがベッタリ付いていたので,今回はパス.

まとめとして,この程度の改造でも効果は絶大で,薄っぺらい音が艶あり濃厚なオーディオ仕様になる.コスト・パー・フォーマンスを追究するならこの手もありだろう.

続き:2011.7.31 残課題を一気に仕上げる



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