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* category: DAC

DAC・オペアンプと音質の関係 (おわり) 

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追加で買ったオペアンプはブレッドボードに差し込んで集中バーンイン完了.これに加え,手持ちの中からオーディオ用途を選び,いよいよDACアナログ回路部のオペアンプ交換&試聴に入った.
以下が対象のオペアンプ.各コメントはデータシートからの引用になる.

■Burr-Brown
・OPA627BP JFET-input,業務用オーディオ・アプリケーションに最適
・OPA211 Bipolar-input,高分解能DAコンバータ(DAC)の出力バッファに最適
・OPA827 JFET-input,業務用オーディオ・アプリケーションに最適
・OPA604AP JFET-input,Superior performance in high quality audio
・OPA134AP JFET-input,高性能オーディオ・オペアンプ

■Linear Technology
・LT1677 Bipolar-input,低ノイズ,レール・トゥ・レール,オーディオ利得段の直結に最適
・LT1360 Bipolar-input,高速・高スルーレート,バッファに最適

■National Semiconductor
・LME49610 Bipolar-input,High Performance, High Fidelity, High Current Audio Buffer
・LME49990 Bipolar-input,Ultra-low Distortion, Ultra-low Noise,Ultrasound preamplifiers

■Analog Devices
・AD711 BiFET-input,High Speed, DAC出力バッファに最適

■Texas Instruments
・NE5534A Bipolar-input,Very low noise, high output drive capability,low distortion, and high slew rate

P1000989.jpg
オペアンプの交換ループにハマる「オペアンプ地獄」という言葉があるらしいが,自分は,すんなり選ぶことができた.それは「OPA211」.LME49990やLT1677の繊細で明瞭な音質も魅力的だったが,この要素に加え,僅かにOPA211の方が音に広がりに秀でた印象を受けた.つまり,音楽を聴く楽しみを増大させてくれる作用がある.ちなみに,DCサーボはOPA134.

今回の試聴はオペアンプに絞ったというより,プリアンプ,パワーアンプを含めたトータルシステムでの評価.ゆえに他機器の”音創り”が互いに影響しあう.とりわけプリアンプ LUXMAN C12はラックスサウンドというか独特の響きが印象強いアンプなので,本命馬OPA627やOPA827といった音場表現に強みを特徴にもつオペアンプは相性が悪かったかもしれない.

OPA211には栄冠として厚めの銅板をエポキシで接着してあげた.ICやケミコンに銅板をつけるのは,オーディオ全盛期,ハイエンド機器に良く見られた光景.これで音質が○×...という気はサラサラないが,廃熱にはいい具合に思える.





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この記事に対するコメント

OPアンプについて

初めまして、私も1242-1.5を使用してますが、OPアンプですが、
LT1364とOPA211の違いは、具体的にどんな感じでしょうか?
また、OPA211と組合せのもう一つのOPアンプは何でしょうか?
宜しかったら、ご教授お願いします。

URL | tanaka #- 【2011/02/15 00:11】 *編集*

LT1364とOPA211の違いは?

tanakaさん
コメントありがとうございます.
比較に集中するため,ヘッドホン(AH-D5000)で聴いてみました.環境はDAC→プリ→パワーアンプ→ヘッドホンなので,純粋にオペアンプに特化していないことを前提に聞いてください.

まず,安物オペアンプから交換した時に感じる劇的な音質向上は望めません.そういった意味ではLT1364はオーディオ的に優秀なオペアンプだと思います.細かいところでいえば,音の解像度はOPA211が一枚上手で,それが音の仔細な表現力というか滑らかな印象を受けます.

次にDCサーボのオペアンプですがOPA134です.こちらは入力オフセット電流,バイアス電流が少ないJFET入力のオペアンプがいいでしょう.最初AD711でしたがOPA134の方が若干クリアさが増すようです.ついでにOPA827も試しましたが,大きな進展がなかったので,投資効果からOPA134に戻してます.
以上,ご参考まで.

URL | analogdevice #- 【2011/02/16 20:30】 *編集*

analogdeviceさま

貴重なご教授頂き有り難く思っています。
私の1242-1.5はデジタル・アナログ用と2つのトランスで、3端子レギュレタをすべてディスクリートに
変更しましたら、1ランク向上しましたのでさらなる追求をしてる次第です。
現在OPアンプは「MUSES8820」を使用してますが、いまいち高音の伸びがありません。
AMPはソールノートsa3.0、SPはB&W805sなので、空間表現または3次元音場を狙ってる所でした。
ところで、1.2.3番ピンが”OPA211” 5・6・7番ピンが”OPA134”と言うことで、理解してよろしいのでしょうか?
スペース上の問題から下記のようなタイプの基盤を使用して是非チャレンジしようと思っています。
http://www.kikuon.com/shop/html/products/detail.php?product_id=10

URL | tanaka #- 【2011/02/17 01:18】 *編集*

Re: タイトルなし

tanakaさん
電源のディスクリート化は音質向上の最有力手段ですよね.
さて,現在はMUSE8820ですか.この石は個性的な音質なので,OPA211に交換すると新たな感覚を受けるでしょう.狙いが空間表現だとすると良い選択かと思います.ただ,OPA211はモニターライクなフラットなF特なので,高音域の鮮やかさ華やかさを狙うのなら,電源のケミコン交換,例えば海神無線で入手できる緑MUSEやFGにすることも同時に検討してみてはいかがでしょうか.
質問のピンアサインは記載のとおりでOKです.参考までOPA211はここのショップで入手できます(http://bispa.co.jp/453).

URL | analogdevice #- 【2011/02/17 23:05】 *編集*

analogdeviceさま

遅くなりました、OPアンプのインプレですが・・
OPA211IDはご紹介のショップ、OPA134(SOP)はRSオンラインで購入し、変換基盤の裏表に取付てコンパクトにできました。
さて、音ですが最初は変な感じでしたが3時間ぐらいから変化しました。
5日使用しましたが、解像度、S/N、F特とも良好です。1番の特徴は左右、
前後の音場の広がりと申しますか、聴き疲れしない感じです。
また前後、左右の定位感も増した感じです。その分中抜けした感じも少しあります。その辺はデジタル系の1次側のコンデンサで調整できると思います。
ところで、アナログ系の1次側のコンデンサは当初からMUSE・FGでしたが
今度、東信工業の銀色(2200μF)とMUSE・KZ(330μF)をパラって試そうと思い購入しましたが、まだ実装してません。
すべて、青木式シャントとLED電源併用のディスクリですが、トランジタだけじゃなくコンデンサも結構影響するので、自分のシステムとの相性探ししてます。

また、1242-1.5の改良記事を楽しみにしてます。
お礼方々コメントいたしました。

URL | tanaka #- 【2011/03/02 01:55】 *編集*

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