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1978年式 SONY TA-E86のレストア(2/2) 

DSC00399.jpg
いやはや,参った,参った.
レストア作業も順調に進み,いよいよエージングという段階で予期せぬトラブルに見舞われた.それはアンプの要である電源トランスが逝ってしまうという最悪の事態.
通電しJAZZボーカルを数曲聴いていた矢先,煙が出ることもなくスゥーとパイロットランプが消えてしまった.最初は何事かと思ったが,テスタであたってみたところ原因はトランス内部の一次側が断線.

DSC00460.jpg
右が元々本体に取付けられていた電源トランスになる.出力は三系統で,その内訳は±30Vの定電圧回路ユニット,±8.5Vの定電圧回路ユニット,電源パイロットランプ用AC5.6V.

さて,どう修復するか.モノが骨董品級なので天下のSONYといえど保守部品として取り寄せは期待薄.トランス二個も考えたが寸法上それは無理.ということで手当てしたのは左の一般流通品.二次側30Vは欲しかったがシャーシが薄型のため収まらなかった.

問題はトランスの二次出力は一系統なので,フラットアンプの±30Vの定電圧回路ユニットへの電力供給を最優先におくと±8.5Vの定電圧回路ユニットへの電力供給は諦めざるをえない.つまりMCカートリッジ用ヘッドアンプが生かせということ.まぁ,しようがない.そもそもレコードは持っていないし,ここはスパッと割り切ることにした.

DSC00462.jpg
電源トランスの入替え後はこんな感じ.
電源ONのままシャーシを外すような間抜けなことはしないと思うが,万が一を考えプラ板で感電防止カバーを付けた.その手前に見える基板は電源パイロットランプ用の電源生成回路.±30Vの定電圧回路から電源を引き込んで5Vを生成する.
さて,最後に肝心の電源トランス交換後の定電圧出力はというと定格±30Vに対し±28.6V.微妙に1.4Vほど足りないが誤差の範囲ということで.

DSC00401.jpg
DSC00429.jpg
ここからは,レストアのビフォーアフター.先ずは平滑回路基板.シリコンダイオードブリッジは金田アンプに良く使われるファーストリカバリーダイオードに交換.平滑コンデンサは同サイズを探したら3300uFから8200uFに容量アップになった.

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±30V定電圧回路基板のケミコンは定番MUSE-KZに変更.ヒートシンクにつけられているトランジスタのシリコングリスはドライアップしていたので,洗浄後,グリスを新たに塗布してあげた.

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フラットアンプ基板上のチューンは,セラミックコンデンサ,ケミコンを主にフィルム系に交換.ちなみに信号ラインにはドイツ製EROのKP1830を使ってみた,位相補償系は音質に癖がでないスチコン.

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交換されたパーツはおおよそコップ一杯程度になった.といっても,この頃の基板銅箔は頑丈なので作業はひじょうに楽だった.ついでに本体外装の錆びが浮いたネジ類も全て新品に交換してあげると見違えるようになる.

DSC00468.jpg
レストアの第一段階はこれにて終了.ボリューム内部洗浄やバランスボリュームのバイパスなど気になる点は,製作途中のパワーアンプが出来上がってからのお楽しみにとっておくこととする.



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