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* category: Vintage-Audio (時代を超えた名品)

1978年式 SONY TA-E86のレストア(1/2) 

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1970年代の高級オーディオ機器をレストアしていると,“職人魂”というかモノづくりニッポンの真髄に触れることができる.パネルのレタリングは印刷ではなく刻印.ツマミひとつとってもプラ材ではなく全てアルミ無垢材からの削りだし.細部まで神経を使った美しい仕上は工芸品のようだ.

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本体内部は,フルカバーされているので埃まみれということはない.画像のとおり30年経過していると思えない位きれいだ.
この機種の特徴は何といってもコンストラクションになる.入り口から出口まで回路図通りに部品を整然と並べた,という感じだ.
電源回路と増幅回路はシャーシが完全分離されており電源トランスからのハム対策に有効に思える.そして増幅回路は本体内で左右独立という凝りに凝った設計,いわゆるDual monaural amplifierになる.しかもイコライザーアンプ,フラットアンプの各回路ブロックを最短距離になるよう配置,各信号ブロック間のリード線をなくしストレートに信号が伝送されるような構造.

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当時のソニーが信号系路の純化を追求している証のひとつがアース.太い線ではなくぶ厚いコの字型の銅帯.んー,感動.

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ヒビ割れなどトラブルが多い端子周りもコンデションは極上.

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レストア方針は経年劣化が避けられないケミコンを中心に交換作業を進める.トランジスタは故障していない限り,極力オリジナルを保つことに決めた.

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