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* category: Vintage-Audio (時代を超えた名品)

BEL E88CC 

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"BEL?"聞いたことのないメーカーだと思うかもしれない、、、何を隠そう私もその一人だった.

BELは1950年代に設立されたインドの真空管製造会社なのだ.
当時,インドは技術後進国.実際はPhilips/Mullardの機械がPhilipsから技術提供としてBELに引き渡され,1960~1980年の間そこで真空管は製造されていた.そして,Mullard,Philips,GE,Mazdaへ真空管を供給していたのである.

実のところ歴史を振り返ると日本も同じ道を辿っている.真空管をかじっている方なら衆知の事実で.Philipsのヴィンテージ管がニホン製だったというのは珍しい話ではない.

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ということで,手持ちのPhilipsヴィンテージ管と比較してみた.確かに内部構造はそっくり.
ただ,本家はBEL社製と比べると一回り太い.というよりBEL社製が標準でPhilipsヴィンテージ管が太いのだ.

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あと,ゲッターリングが本家が”三日月形”に対しBEL社製は普段よく目にする"Oリング"だ.

さて,音色はどうだろう.
EL84シングルパワー&ヘッドホンアンプの初段E88を差し替え聞き比べしてみた.
構造が似ているだけあってその音色は似通っている.中低音域がぶ厚く,活気さがありパワフルだ.といわけMini-Watterの方がBEL E88CCより数段その傾向が強い.

普段,Amperex(オランダ・ヘールレン工場)のビンテージ管を差しているが,こちらは付帯音が豊かで爽快さというか透明感を感じる音.改めて随分違うものだと再認識.

入手先はコチラ.ビンテージ管ゆえ数に限りがあるようだ.興味がある方は問い合わせてみてはいかがだろうか.



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