* category: イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
SP-FS1にRS100S-8を載せる
2012.09.30
Sun.
10:20

中古で手に入れたスピーカー(Victor SP-FS1)のレストアが終えた.
どうです?この仕上がり具合.
スピーカーユニット(DAYTON AUDIO RS100S-8)の選定もオリジナルの如く綺麗に納まり,自分としては満足の出来.

使用歴10年以上のスピーカーだったが,
・マジックリン溶液を含ませ,固く絞ったウエスで長年の汚れをふき取り
・#1500の耐水ペーパーでなでるように表面のクリア層を少しだけ剥ぎ
・コンパウンドでひたすら研磨
という工程で,見違えるほどの輝きを取り戻した.

無垢材エンクロージャーは楽器みたいなもので”ユニットと共に歌っている”ことが使いこなしのポイント.この効果を引き出してあげるため,スピーカーのボトムには新たにスパイクを埋め込んだ.

スピーカーはアンプほど進化していないと思っていたが,吸音材に関するノウハウは色々研究されているようだ.
自作スピーカー派が支持する戸澤式レゾレーターを和紙でつくり天板から糸でぶら下げてみた.もともとの吸音材はすべて取り外している.
エージングはこれからだが,シスコンからピュアオーディオのスピーカーに「化けた」(笑).お買い得感は300%くらいの実感.
工芸品を思わせる無垢チェーリー材のエンクロージャー,そしてアルミコーンやフェイズプラグといった最新スピーカーの組合せは,財布ヨシ,見ためヨシ,聴いてヨシ.
一から箱から作って,加工や仕上がりで嘆くことを考えれば,素材の良いエンクロージャーを探し,ユニットを入れ替えるというリユースも選択してはいかがだろうか.
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