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* category: デジタルアンプ

「LXA-OT1」トランス式電源の製作 

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捨てることになったデスクライトのACアダプターがスイッチング電源ではなくトランス電源だったので,LXA-OT1の電源を作ってみた.


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ACアダプターから取り出したトランスは,2mm厚のベーク板に接着し,アルミケースに収めた.
電源回路は東芝製3端子レギュレータ(TA7815F)を使ったシンプルなもの.トランス出力のACは,低VFのショットキーバリアダイオード(1N5822)を用いたブリッジダイオード回路を経て,4700μF 50Vのケミコンで平滑する.ちなみに平滑後の電圧は,無負荷の状態で19Vだった.
そして,定電圧回路は15V/1Aタイプの3端子レギュレータ.出力コンデンサはオーディオ用のMUSE-KZ(1000μF)を選んだ.これらのパーツ類は全て6端子のラグ板上に実装している.

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リアパネルはこんな仕上がり.秋葉原ラジオデパートの地下と3Fのショップでメガネ型電源コードとインレットを各100円で調達することができた.DC出力口には,あとで電源ONを確認できるLEDを追加するつもり.

DSC01001(1).jpg
出来上がった電源をアンプと並べてみた.同じケースを使ったので,目論みどおり統一感がある.

さて,24時間のエージングを行い,音質の変化を確認してみた.
結論から先にいうと「音質向上を狙うなら電源強化をしなさい」だ.3端子レギュレータであろうとトランス電源はスイッチング電源と比べ優位性があると思う.具体的な印象は,響きが綺麗に再現され,音場の平面さが払拭された感じ.純粋に好きな音楽に没頭できるのがいい.






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