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* category: DAC

ONKYO ND-S1を分解してみた 

DSC00727.jpg
届いたばかりで真新しいONKYO ND-S1,早速ケース内部を探索してみることにした.

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用意するのはドライバー二本(丸ネジ,皿ネジ用).
最初に底板のネジを外し...

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次にバックパネルのネジを外す.
全てネジが外れても底板は取れない.ND-S1は振動対策としてコネクタ基板全体を粘着性があるブチルゴムにより浮かしている構造.よってネジを外しても基板と底板はブチルで密着している状態.ここは焦らずユックリ引っぱるときれいに剥がせる.

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基板にはUSB-DACチップであるBBのPCM2704があった.仕様上アナログ出力も可能であるがND-S1ではこれを省きPCからのD/Dコンバーターとしての機能に絞っている.

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電源系統のデカップリングCかと思うが,いちおうオーディオグレードの刻印.手前には面実装コンデンサのランドがあったが未実装.コストダウン?

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光送信モジュールへの供給電圧は3.3V.電源ピン~グランドピン間にノイズ取りのキャパシタ(0.1uF)を追加してあげた.ちなみにこの光モジュールは東芝TOSRINKのピンアサインと異なっていた.基板パターンを見るとわかるが,奥からグランド,電源供給,信号の順.
本体側の改造(改良)はこれおしまいで,ACアダプターをトランス式ディクリートで製作する計画.

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ネットで商品へのコメントを見ると「ドックコネクタが折れそうだ」とメーカー側の設計を責めるような発言を見受けるが,これは大きな勘違い.
画像のようにND-S1に装着するiPod用のユニバーサルドックアダプターを別に購入し,コネクタ部分に装着しなければならない.




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