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* category: オーディオプレイヤー

偽物SDカード、容量偽装の見抜き方 





SDカードは偽物が多く出回っているらしい.
通販等で格安のSDカードを購入した際は,利用される前に全セクタの検査をオススメしたい.

20170708-DSC04682.jpg

XDP-30Rには2つのmicroSDカードスロット(各200 GBまで)があり,16 GBの内蔵メモリを加えると、最大416 GBまで拡張可能.
オーナーとしてはコスパ重視になってしまうのは致し方ない.

20170708-DSC04684.jpg

左のSDカードが昨日アキバで買った64GB.
あとでわかったが正規ルートのみ扱うヨドバシカメラで買うと7000~15000円.これに対し,税込み2600円で買えたのは確かに怪しいかも、、、、(汗.
ラッキーだったのか?偽物を掴まされたリスキーだったのか?果たして、その顛末はどうか。

転送速度やメモリ(記憶容量)がカタログスペックであるのかどうか,実際のところ書き込まないとわからない
「フォーマットが正常にできた」,「エクスプローラでメモリ容量が確認できた」で真否は確認できないのだ.

ということで,これができる h2testw というPC向けのソフトウェアで測定してみた.

H2test_UI.jpg

ソフトの使い勝手は極めてシンプル.
言語選択を英語に変更し,”Select Target”で被測定のドライブを選択後,"Write + Verify"を押下すると測定がはじまる.
なお,SDカードはフォーマットされたサラの状態で行うこと.
フォーマットはIOデータのフォーマッターを使わせて頂いた.

H2test_(sundisk).jpg

結果はこれ.

先ずメモリ容量は問題ない.偽物はエキスプローラ上は正常に見えても全容量の10%しか正常に読み書き込みできない(90%がロスト),といった笑えないケースがあるようだ.こうした粗悪品を掴まされると,デジカメを例でいうと画像の一部が欠落したり,エラーで再生できないという事態に陥る.

そして転送速度になるが

・書き込みが15MB/sは規格10MB/sを上回るのでOK
・読み込み86MB/sはOK

と問題なきこと確認できた.
調べるには少し時間がかかるが(私のPC環境で1hちょい),SDカードを安く手に入れられた方は,一度測定してみることをお勧めしたい.

ついでに,ずいぶん前に安く手に入れた東芝製SDカード(32MB)も追試してみた.

H2test_(toshiba)jpg.jpg

こちらも大丈夫のようだ.





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Pioneer XDP-30R / DIGITAL AUDIO PLAYER その音質は? 






img05.jpg
画像引用元:https://kakakumag.com/av-kaden/?id=10029

PCオーディオをリファレンスに XDP-30Rの音質を評価してみた.



レビューに用いた曲はこれ(*試聴はCDから落としたWAV).

リファレンスは聴き慣れているPCオーディオ.それを上回る音質だったどうしよう、、、、と一抹の不安がよぎったものの,リファレンスの面目は保たれた結果に終わった.

リファレンスと比べると緻密さに欠けるので音抜けは, いま一歩に感じた(*).恐らく,その差分はXDP-30Rの回路上における信号経路のキャパシタの影響ではないか.しかし,手のひらに収まる制約されたサイズ,お値段からして,非常に意欲的な製品だ.
小音量でBGMを流し続けるためのプレイヤーとしては,十分すぎる音質であることは言うまでもない.

(*):連日,バッテリーが消耗する限りイヤホンを繋げ放置するエージングによって当初の篭り感は解消しました.リファレンスと比べ,超低域のドライブ感は劣るものの,かなり高音質です!巷の評価どおりですね.







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Pioneer XDP-30R / DIGITAL AUDIO PLAYER の買換え 





BGM用のプレイヤーは2005年モデルのiPod.
故障せずに今だ現役でここまで頑張ってきたが,ご退役いただくことにした.

ipod-5th-gen.png

バトンタッチは,パイオニア製のDAP.XDP-30R.

20170704-DSC04679.jpg

特に吟味して選んだわけではないが,

・ボディはアルミ削り出しの質感
・コンパクト
・ESS社製のDAC「ES9018C2M」をデュアルモノ
・アップサンプリング可
・ラインアウトの選択可
・外部SDスロットによるメモリ拡張
・ヘッドフォン出力はバランス駆動も可
・Bluetooth,WiFi

と全部入りの機能(カタログスペック)と価格(3万円アンダー)のバランスにお買い得感を覚えポチッてしまった.
いやはや,数年前なら10万クラスのハイエンドDAPではないか.

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Do repair 「TECLAST T51」 (2) 




故障原因がリチウム電池とわかった以上,延命措置として電池交換を選ぶことにした.

QA350.jpg
故障は悲観か?といえば嘘になる.正直のところ,これをきっかけにDAPの買い替えを検討したのは事実.
自分としてはコンパクト化のトレードオフとして音質を犠牲にするより,音質を最優先する考えをもっているので,QLS社のQA350あたりを候補にしていた.少し残念なところ、、、.

さて,話を電池に戻そう.
T51の電池サイズは55.5×90×4mm.実はこのサイズ,特に厚さでぴったりなものは見当たらなかった.

battery_NG.jpg


で,最終候補がコレ.
サイズは49×82×5.5mm.購入先は庭的存在のアキバではなく大阪から取り寄せることになった.
厚みが+1.5mmがリスクで少し気になるが,まぁ,チャレンジということで.
10/4 追記:バッテリー電圧は8V近くあることが判明.よって,3.7Vのこの電池は使用できない.

ownta.jpg
http://www.ownta.com/original-teclast-t51-mp4-player-built-in-lithium-battery-replacement.html

その後,純正バッテリーの販売先を見つけた.何となく聞き覚えがあるショップ名だと思ったら,T51の購入先だった.
送料無料で18.99ドル.

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Do repair 「TECLAST T51」 (1) 




PP1020941.jpg

意匠の点で旧型iPhone(左)とソックリなDAP(右)は,過去に記事にしたTL-T51.ついに故障してしまった.
購入時期は2009年.中華製の精密機器ながら5年あまりのロングランはギネスブック的な記録かもしれない.

さて,その症状はというと電源ボタンを押してもウンともスンともせず.
気付いたのは充電直後のことなので,リチウム電池そのもの(保護回路)か充電回路と推測した.

ということで,原因を探ってみることに.

SPP1020944.jpg

工具は、、、、、画像のとおりポイントカード(笑.

笑ってはいけない.この手の製品のカバーの取り外しにドライバーはぜったい使ってはならないのだ.
金属製の筐体シェル(バックパネル)を歪めず,傷つけずの秘儀,プロは僅かなスキマを見つけカードを挿し込み”ツメ”を外していく.

SPP1020943.jpg

数分でカバーを傷めることなく外すことができた.
基板上に被さっている板上のモノがリチウム電池.テスターで電圧を測ってみったらビンゴの「0V」だった.推測どおり電池が逝ったようだ.
ちなみにバッテリー仕様をネットで検索してみた.3.7V/2500mAhらしい.
10/4 追記:バッテリー電圧は8V近くあることが判明した.3.7Vというのは間違った情報らしい.

Teclast T51 Specifications:
Capacity 8GB
Expansion Slot microSD Slot (max 32GB) - Supports SDHC
Main Chip Main: Rockchip RK2806. DAC:2 x Wolfson 8740. AMP: Philips OPA2604
Display 3,5 " WQVGA Screen
Display Resolution 480x320
Audio Playback MP3, WMA, FLAC, AAC, APE, OGG
Output Power L(10mw) +R(10mw)(32Ω)
Frequency Range 20HZ~20KHZ 0dB± 2dB
Video Playback AVI, RM, RMVB, FLV, WMV, MPG, 3GP, VOB, DAY, MP4, DIVX, XVID
Max Video Res. 800x480 (AVI) 720x480 (RMVB)
Video Out -
Power Source 3.7v 2500mAh built in rechargeable Li-On battery
Battery Life 10hrs / 5hrs
File Viewer JPG, BMP, GIF, TXT, LRC
FM Radio No
Recorder Built-in microphone, Ultra-long Recording
Games -
Connections 3.5mm headphone output, 5PIN USB 2.0 High Speed
Speaker -
Other Features TST (Text to Speach), Firmware Upgradable, Music sorting, Playlist support, Resume Ebook, Album Art
Language Support English, Simplified Chinese, Traditional Chinese, French, Spanish, Dutch, German
Dimensions&Weight 124mm x 75mm x 13.5mm

Package Include:

Teclast R8 In-Earphones, USB Cable, Manual, Wall Charger


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音質か容量か 

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数年ぶりにiPod classic(5th-generation)を引っ張りだして,JazzVocalに浸ってみた.老兵ながら,なかなか聴ける音質でiPod classicを見直した.

ところで、お題である「音質か、容量か」という話題.

旧世代iPod classicのバッテリー交換をAppleストアに頼むと,バッテリー交換ではなく最新型classicとの取替になるという情報,皆さんはご存知であろうか.オーディオ系雑誌の記事にもなっているので,真偽は”真”だろう.

バッテリー交換費用4800円で最新機種を手に入れられるというのは夢のような話だが、問題は最新機種の音質.
6世代以降のclassicは内蔵DACがWolfson chipsからCirrusに変わったのは周知の事実.そのため,6世代以降は「ディスク容量は増えたが音が悪くなった」との酷評があちらこちらで書き込みされている,

悩んだ末に、、、、、バッテリー交換(最新機種への交換)はやめた.
いつか、この老兵はプレミアがつくものと期待したい.

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Apple Lightning to 30-Pin Adapter 

Lightning01.jpg

Apple社Ipod touch,Iphoneの外部インタフェースコネクタが旧30Pinから新Lightningに変わったことは周知の事実だが,この変換アダプターは3000円近くと高額だ.その理由はこの小さな筐体にデジタル→アナログ変換すなわちDACチップが内蔵されているとなれば納得できるであろう.

ちょっとしたことがあり,その詳細を調べることになった.以下その備忘録である.

アダプターの内部については”Inside the Apple Lightning to 30 Pin Adapter”(http://www.chipworks.com/ja/technical-competitive-analysis/resources/blog/inside-the-apple-lightning-to-30-pin-adapter/)に詳細が記されている.

insider.jpg

画像はこのページからの引用.
約2.5cm四方にギッシリ電子部品が実装されている.機器側のデジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換するDACチップはWolfson8533だ.

8533.jpg

ちなみにDACチップのダイヤグラムは上の画像のとおり.詳細は http://www.wolfsonmicro.com/ja/products/dacs/WM8533/ を参照願いたい.

ここからが本題.

Ipod touch,Iphoneのイヤホン出力とLightning to 30-Pin Adapter経由のアナログ出力の信号品質には,どれだけの差があるのか?,という点.
ポータブルヘッドホンアンプを使っていて,音質にこだわりを持つユーザーであれば気になるところだ.

compare.jpg

情報検索ではネットのありがたみを感じる.上の画像はまさにイヤホン出力 vs Lightning to 30-Pin Adapterのアナログ信号の計測結果.
情報サイトAV Watch社のバックナンバー”第524回:iPhone 5 Lightningアダプタ接続の音質をテスト”(http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20121015_566091.html)にその詳細がまとめられている.

その結論は『データ観測的には大きな差異はない』と記述されている.

自分としてはアダプター・ライン出力の優位性に期待を寄せていた.その分,少しばかり残念な思い.


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P社のネットワークオーディオプレイヤー 



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画像は2011年発売のパイオニア製ネットワーク・オーディオプレイヤー最上位機種.メーカー希望小売価格7.5万円が3万円台まで下落している.
ネットワークオーディオプレイヤーはもとより,インターネットラジオ,USBプレイヤー,iPhoneのデジタル入力可能,DAC単体動作,Air-Play対応などPCオーディオの中核機器としては無敵の機能満載.

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その内部はというと電源はデジタル、アナログ独立と真面目な設計.向かって右側がアナログ回路基板.表面は電源,裏側に旭化成エレクトロニクス社製DACチップ(AK4480),オペアンプ(4580)が実装されているらしい.据置型とあって内部や基板上の部品類は比較的余裕の配置.オペアンプの交換も簡単なようだ.

んー,年末年始休暇中のオモチャに最適かも、、、、.


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Nexus7 2013 




GoogleとASUSの共同開発したミニタブレッドの最新機種,Nexus7 2013(32G)を買った.

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Photo by http://www.eeevolution.it/

iPadの出現で一気に火がついたタブレッド市場.その勢いはすさまじく,ポストPCになるかもしれない.
その商品ラインナップのなかでタブレッドとスマートフォンの中間に位置する7インチ・ディスプレー・タイプ,つまり「持ち歩きたくタブレッド」のコンセプトで商品化されたのがGoogleから発売されているNexus7だ.

競合するiPad-miniは横幅が広く,手が小さい日本人には片手で持つのはしんどいが,Nexus7は,それに比べ横幅が狭く細長いので,使い勝手がいい.
それにマイナーチェンジされた2013年バージョンは8月28日に発売されたばかりなので,後発組であることを活かしiPad-miniを上回るスペックになっている.

・本体の薄さは2012バージョンと比べ,さらに薄くなった
・1280x800から1920x1200と解像度が大幅にアップ.さらにHDMI対応
・CPU速度,RAM容量が2倍
・ステレオスピーカー搭載
・ワイヤレス充電対応

などなど性能や機能面はてんこ盛りだが,価格も大幅アップしてしまい(苦笑),iPad-miniとのコスト競争の点では,その優位性は失ってしまった.「安くて高性能から性能相応の価格」にチェンジしたGoogleの戦略は吉とでるか凶とでるか、、、.

操作感覚は,Apple製品にどっぷり浸っていた自分にとって,最初こそ戸惑いを感じたが,数日で慣れてしまった.ある程度,PCの歴史を歩んできた方であれば,すぐに馴染めると思う.
ちなみに私の用途は語学勉強が主体.操作はキビキビと動き,動画の再生もなめらかでストレスは全く感じることなく見ることができる.この先はYouTubeの動画をダウンロードし,通勤で見るのがパターン化しそうだ.


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ドライブのおとも激安情報 

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いよいよ来週から夏季休暇.新幹線+レンタカーを使って猛暑の首都圏から脱出する予定.小旅行の間,DAPにつなげるFMトランスミッターがあればマイカー同様に好きな音楽を聴ける.ということでamazonで探してみた.
買ったのはロジテックのLAT-FMi02BK.Dockコネクタ付きなのでiPodにそのまま接続でき,しかも再生しながら充電できるという優れもの.音質はぜんぜん期待していないが,これだけの機能ながら1000円以下というプライスに驚いた(もちろん新品).それもつかの間,現在の最安値は何と504円のようで.千石で売っているドックコネクタ単体並みの価格に驚きを通り越し,あきれ果て気味.恐るべしデフレ.